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2007年7月16日 (月)

鳴神の道は細くて険しい

 岩や石、木組み、などでできた細い道を歩いている。
 私は家族とその道の脇にある比較的なだらかな道を一緒に歩いていた。なだらかな道に沿って川が流れている。
 上の娘はPさんやSさん達と先に行ったようだ。私は旦那さんと下の娘と3人で後ろから来る誰かを待つことにした。
 細い道となだらかな道とが交差する広い場所。
 私たちのそばには二人のご老体が立っている。独りは背が高く、独りは背が低い。
 待っているその人が待っても待っても来ないので、ふと
「早く来ないかな。」
と、私はつぶやいた。
 そうしたら、背の高い方のご老体が
「鳴神の道は細くて険しい。」
という。その言葉に至極納得していると、もう一言。
「待っていてあげなさい。そうはかからないから。」
 私はうなずいた。
「大丈夫。独りじゃないから。」
 そう声をかけるとその人は微笑んでゆっくりと歩いていた。
 待っているだけある。
 ただ、待っていて、その人が追いついたら、また、私は歩き出すのだろう。
 ただ、待つだけ。それだけでも、人は救われるのだろうか?

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